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「主婦の目」ということばは、生活者の実態を探る上でよく使われることばです。面倒な説明をしなくても、多くの人が共通のイメージをもって理解することができます。ただ、その一方で、実態が変わってきていることも事実ですね。
夕方のスーパーマーケットのレジ、最近は会社帰りの男性の姿を多く見受けます。休日ともなると夫婦でショッピングカートを押し、売場をみながら今夜のメニューの相談。冷蔵庫に何があるかもよくご存知なご夫婦の会話が聞こえます。
これは若いご夫婦に限ったことではありません。いわゆる団塊の世代は今や50代の大半を占め、「男子厨房に入らず」を貫いていた大正生まれの父親や明治生まれの祖父の後姿を過去のものとし、妻に頼っていた食事作りを楽しみのひとつとしている方が増えています。
さらに中高年…特に高齢者だけの家庭では、家事全般の役割分担はどちらか出来る方がやらざるを得ないという切実な現実もあります。
このような時代を反映し、当社では事業の柱としてきた「主婦の目ネット」に主夫を加え、さらに年齢層を中高年まで拡大した「しゅふしゅふネット」として、より多くの生活者情報を企業の皆様に生かしていただければと考えるようになりました。
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生活者情報の収集手段として最も汎用的なのはアンケートやインタビューです。しかしいわゆる「ご意見」は頭で考えても答えられるもの。本当の生活者情報とはそんなもっともらしい「ご意見」ではなく、生活現場ではいったいどんな気持ちになりどんな行動をしているのかという「事実」だと考えます。
「事実」を集めるにはありのままの行動を観察し、何気ないおしゃべりの中にある気持を聞き取ることが必要です。そうした事実を収集できるフィールドとして、しゅふしゅふネットをお役立ていただけるよう、その育成に努めてまいります。 |
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生活者に受け入れられる商品は、生活者同士のクチコミによって情報伝達されていきます。私どもは日頃気に入った商品を友人にすすめるとき、「これおいしいから食べてみて」「これ使ったらこんないいことがあったのよ」といった自分が感じたメリットをまず話します。また、商品にまつわるエピソードなども興味深い話題として人に話したくなります。そんな生活者の自然なクチコミワードから商品情報を提供し、本当に良い商品をより多くの人にご紹介していくことで、開発される商品の販売促進の一助にもなればと願っております。
IT機器の普及により仕事人間でさえ、生活時間の大半を家庭の中で過ごすことが可能になった時代にあって、かっての「主婦感覚」は今後ますます男女の差、年齢の差を越えたものになっていくでしょう。そして日常生活をより快適に、充足感の持てるものとしたいというウォンツを満たすお手伝いをさせて頂くことで、少しでも企業や生産者の繁栄にも繋がることを当社の企業理念と考えております。
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